初めてのJリーグ観戦や、初めてのアウェイ観戦のために、各スタジアムの特徴を紹介しています。
今回は大宮アルディージャのホームスタジアム、NACK5スタジアム大宮の紹介です。
NACK5スタジアム大宮とは
NACK5は、埼玉県さいたま市にある大宮アルディージャのホームスタジアム。収容人数15,500人のサッカー専用スタジアムです。
元々は大宮公園サッカー場と呼ばれていた日本最古の専用スタジアムで、1964年の東京オリンピックでも会場として使われました。
アルゼンチン代表の大スターであるマラドーナ選手が国際大会デビューをした場所でもあります。
アクセス
JR大宮駅から徒歩で20分、または東武野田線の大宮公園駅、北大宮駅から徒歩で10分ほど。
多くの人は大宮駅から徒歩で行っています。
大宮駅は埼玉県最大の駅で、東京駅から高崎線・宇都宮線で約30分、上野駅から約25分。東北・北陸新幹線も止まるなど、遠方からのアクセスには非常に便利でしょう。
徒歩20分はやや遠いと感じるかもしれませんが、大宮駅からスタジアムの道は「すずらん通り」「オレンジロード」と呼ばれる、一面アルディージャの旗が掲示された雰囲気のある道です。
また、途中からは氷川神社の参道を通ってスタジアムまで向かうというとても風情のある道となっており、距離はあまり感じません。
自家用車で行く際はスタジアムがある大宮公園の駐車場を利用できますが、試合2時間前にはほぼ満車なことがほとんど。電車で行くのが無難です。
スタジアムの特徴
①圧倒的なピッチとの近さ!!
NACK5スタジアムの最大の特徴は「ピッチとの近さ」です。
他のスタジアムでも近いと言われるところはよくありますが、恐らくNACK5が一番近いのでは、と感じます。
試合中の選手の声もよく聞こえますし、ボールが観客席に飛び込んでくるどころが超えて場外へ行ってしまうほど。
まさにサッカー観戦の醍醐味とも言えるスタジアムです。
②地域と一体になったスタジアム
同じさいたま市にはビッグクラブである浦和レッズがあり、全国的な知名度や規模ではなかなか差があるのが現状…
しかし、そんな中でも地元大宮との結びつきを強くし、地域密着を進めているのがアルディージャです。
例えば大宮駅からスタジアムのある東口側に出ると、人通りの多い通り沿いに全選手の写真が掲示されています。
また、駅からスタジアムまでの道はチームカラーであるオレンジがよく使われ、雰囲気を作り出しています。
席の選び方
おすすめは以下の2点です。
①ホームバックSA自由席
NACK5の特徴であるピッチへの近さが最大限わかる席です。できるだけ前方に行って体験してみましょう。
②ホームサポーターゾーン
NACK5はゴール裏が非常に大きいことが特徴のスタジアムで、他の多くのスタジアムとは異なりゴール裏でも2階席なら初めてでも行きやすい雰囲気なのが特徴です。
選手入場時や勝利後に立って歌うのは一体感が得られ、サポーターの気分を味わえます。
料金も一番安い席ですし、おすすめの一つです。
観戦する上での注意点
NACK5特有の気をつけるべきポイントはなく、
・アウェイチームの色はあまり身に着けない
・自動車などはスタジアムのルールに従う
などをおさえておけば問題ありません。
強いて言えば、NACK5は珍しい東西向きのスタジアムなので、メインスタンドやアウェイスタンド側のゴール裏は西日が非常に眩しく感じます。
14時や16時開始の試合の場合は、日焼け対策をしていくと安心でしょう。
楽しみ方のポイント
①見やすさはトップクラス! 日本最古のサッカースタジアムの雰囲気を楽しもう
②駅からスタジアムまでの道も、地元密着の雰囲気を味わおう。
③ゴール裏にも行ってみよう。西日にだけは気をつけて