「Jリーグ観戦行きたいけどどこに行けばいいかわからない、比較をしたい。」
「初めて行くアウェイスタジアムでどういった雰囲気なのか知りたい」
「席種ごとの見え方を知りたい」
このように、スタジアムでの観戦に関する悩みを持つ方に送るスタジアム紹介シリーズ。
今回はツエーゲン金沢のホームスタジアム、石川県西部緑地公園陸上競技場の紹介です。
石川西部(石川県西部緑地公園陸上競技場)とは
石川西部は石川県金沢市にあるツエーゲン金沢のホームスタジアム。20,000人収容の陸上トラックつきの競技場です。
ツエーゲン金沢は2006年に現在の名称に変更。地域リーグ、JFL、J3と厳しい戦いを潜り抜け、2015年からJ2で戦っています。2019年の現在は3年目を迎える柳下監督のもと、スタートダッシュに成功してJ2でも上位につけているなど、徐々に力をつけているクラブです。
石川西部へのアクセス
石川西部へは金沢駅からバスで30~40分ほど。
アウェイサポーターが、飛行機で行く場合小松空港からバスで40分で金沢駅、そこから更にバスと、やや遠い立地です。
大阪方面からは特急サンダーバードで、東京方面からは北陸新幹線でいずれも2時間ほど。
距離の割には比較的行きやすいと言えるので、電車での来場が良いでしょう。
金沢駅からのバスは対戦カードにもよりますが頻繁に出ているので、そこまで待たずに乗れそうです。本数は事前に公式サイトなどで確認しましょう。
バス待ちの際に非常に暖かくもてなしていただいたのが印象的でした。
石川西部の特徴
①賑わうスタジアム外の広場
運動公園内の陸上併設スタジアムではよくあることですが、石川西部もスタジアム外に非常に広いスペースがあり、試合の日は多くのショーやスタグルを楽しむことができます。
有名なのはマスコットのヤサガラス。ツエーゲンのマスコットでありながら試合でもTwitterでもツエーゲンの敵として相手チームの味方をするというおきて破りなマスコットです。彼のショーは非常に人気で、多くのサポーターが生暖かく見守っていました。
②陸上トラックだが比較的見やすいピッチ
石川西部は陸上トラック付きですが、
・トラックの幅がそこまでないこと
・観客席の傾斜が大きいこと
から、あまり距離を感じず見やすいのが特徴です。
金沢駅からもそこまで遠くないこともあり、サッカー初観戦者でも試合を見るハードルはあまり高くないと言えます。
③全体的に設備は少し古め
石川西部はもともと1974年に作られ、それ以来何度も改修は行われています。しかしやはり建てられてから時間が経っているということもあり、全体的に設備は少し古め。
試合の見え方自体には直接は影響はしませんが例えばゴール裏の席に背もたれがなかったりトイレが少し古かったりとやや不便さを感じるかもしれません。あらかじめそこを理解しておきましょう 。
おすすめの座席
石川西部のおすすめの座席はこちら
ホーム自由席・ビジター自由席
ホーム自由席とビジター自由席は、両ゴール裏の席。
ホームサポーターはホーム自由席に、アウェイチームのサポーターはビジター自由席に座りましょう。
石川西部はバックスタンドでも見やすくはありますがゴール裏の傾斜が高く見やすいのでゴール裏がおすすめです。
またツエーゲンを応援する場合でもゴール裏の方が一体感を持って応援できるのでお勧めでしょう。ビジター自由席から見た見え方は以下の写真の通りです 。
観戦のポイント
①金沢駅からも近く行きやすいスタジアム
②スタグルやショーを楽しもう
③席はゴール裏がおすすめ