「Jリーグ盛り上がってるし一度観戦行ってみたいけど、どうすればいいかわからないし不安」
「初めて行くアウェイスタジアムの情報を少しでも知っておきたい」
そんな方のための各スタジアムの歩き方紹介、今回はここ数年の人気の伸びが凄まじい川崎フロンターレのホームスタジアム、等々力陸上競技場です。
等々力陸上競技場とは
等々力陸上競技場は、神奈川県川崎市にある川崎フロンターレのホームスタジアム。
川崎は2017年に初めてJリーグ優勝を果たし、後援会員は2008年の2万人から2017年には3万5千人を突破しているなど、人気が増しています。
フロンターレのクラブとしての特徴は、「ファンを巻き込んだマーケティングが非常に上手なこと」
元々熱狂的というよりは温かい雰囲気のファンが多いクラブですが、その特徴を活かし家族連れをスタジアムに呼び込み施策を行ったり、Twitterでのバズなどがよく見られています。
そのようにファン目線を大事にする姿勢は等々力にもその特徴は現れています。
アクセス
武蔵小杉駅、武蔵中原駅、新丸子駅の3駅からバスが出ています。
どの駅からでもバスにはすぐ乗ることができ、とても快適です。
行きは良いのですが、等々力は帰りこそが注意が必要です。
帰りのシャトルバスは並ぶ必要があるため、駅まで歩いて帰る人も多くいます。
これが「等々力迷宮」と言われる罠なのです。
・駅が3箇所あること
・スタジアム周辺に住んでおり、徒歩で自宅まで帰るサポーターが多いこと
・スタジアムの周りの道がわかりにくいこと
から、なんとなく集団について歩いてもまず目的地には着けません。
目指しているのとは別の駅に着いてしまったり、身知らぬ住宅街の真ん中に来てしまうということもあるという噂も。
必ず地図アプリをよく確認するか、少し待ってスタジアムからバスで帰るようにしましょう。
スタジアムの特徴
①スタジアムグルメと試合前のパフォーマンスの多さ
川崎はマーケティングへの力の入れ方はJリーグ屈指のチーム。
スタジアム周辺のグッズショップやスタジアムグルメの豊富さは素晴らしいものです。
初めてサッカー観戦に行った方でも、まるでお祭りに来たかのような熱気を味わうことができます。
②日本代表も多く在籍! 屈指の強豪チームです。
川崎は年々チーム力を上げ、2017年には初のタイトルであるJ1制覇を成し遂げました。
中村憲剛選手、小林悠選手、家長昭博選手など代表経験のある有名選手が多数在籍。
惚れ惚れするようなプレーを見ることができます。
おすすめの座席と見え方
等々力でおすすめの席はホームA自由席です。
というより、最近は人気の高まりで後援会会員でないと自由席以外なかなかとれません。
ホームA自由はゴール裏、バックスタンド側の1階席、ややアウェイよりの2階席など、スタジアムの大半を占める席で、行くたびに違う景色を見ることができます。
おすすめはアウェイ側に近い2階席。
比較的空いており、かつピッチ全体を一望できるのが特徴です。
等々力は陸上競技場でありトラックがあるため、最前列でも専用スタジアムに比べるとそこまでの臨場感はないので、初めは後ろの方がより楽しめるかもしれません。
2階席後方からの眺め
陸上トラックはありますが、そこまで遠さは感じられません。
観戦する上での注意点
等々力の最大の注意点は、「席が取れない」こと。
最近の人気の高まりから、先行購入できる後援会員以外は指定席をなかなか取りづらいのが現状。
ホームA自由はとりやすいですが、席数よりも多く販売しているのか、試合開始直前に複数人で行くとまず席は残っておらず、立ち見になってしまうことも。
ホームA自由で複数人で行くなら、試合開始2時間前の開場よりも更に早く行って並び、開場と同時に席を確保するのが無難です。
ちなみに等々力は2019年に改装し座席を増やすようなので、この状況が少しでも改善されるといいですね。
楽しみ方のポイント
・多数の日本代表クラスによるレベルの高い試合は手に汗握ります。
・座席をとりにくいのが難点… チケット購入も当日のスタジアム入りも出来るだけ早く!