・Jリーグ観戦に行ったことないけど行ってみたい
・どのようなスタジアムがあるのか、各地の特徴を知りたい
そんなニーズに応えるこのスタジアム紹介シリーズ。
今回は番外編として、ドイツ・ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンのホームスタジアムを紹介します。
日本よりもはるかに長い歴史をもち、人々の生活にもより根ざしているヨーロッパサッカーのスタジアムはどのように日本と違うのでしょうか。
ベルリン・オリンピアシュタディオンとは
古豪:ヘルタ・ベルリン
オリンピアシュタディオンはドイツのベルリンにある陸上トラック付きのスタジアム。74,435人を収容する、ヘルタ・ベルリンのホームスタジアムです。
ヘルタ・ベルリンは1892年に創設されたドイツブンデスリーガのクラブ。
タイトル獲得こそありませんがドイツ国内では古豪として知られ、長く一部でやるブンデスリーガに所属しています。2010年前後には二度の降格も経験しましたが、それ以降はブンデスリーガに留まっています。
日本人選手ではかつて細貝萌選手や原口元気選手が所属したことでも知られています。特に原口選手は浦和レッズから直接ヘルタベルリンへ移籍し、100試合以上に出場しました。長く主力としてプレイしたため、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
オリンピアシュタディオンとは
オリンピアシュタディオンはそんなヘルタベルリンのホームスタジアム。元々は1936年にドイツオリンピックのメイン会場とするために建築されました。
当初は10万人以上が収容できるスタジアムでしたが、1998年に改築が行われて現在の約74,000人収容のスタジアムとなっています。
改築の際は完全に新しい建物とするのではなく、建造当初の歴史のある石造りの部分なども一部残して建築がなされました。その為歴史を感じる部分と新しい部分が調和を生み出すとても雰囲気のあるスタジアムとなっています。
オリンピアシュタディオンへのアクセス
ベルリンの電車はU-BahnとS-Bahnの二種類があります。U-Bahnの場合はU2線で最寄のOlympiastadion駅まで行くことができます 。
S-BahnではS5、S7、S75で同じく最寄りのOlympiastadion駅まで行けます。時間や価格はほぼ変わらないため、より行きやすい方を使用すると良いでしょう。
オリンピアシュタディオンは大きな公園の中にあり、最寄り駅からは歩いて10分から15分ほど。
標識などがそこまで多く出ているわけではないですが、試合の日は非常に多くのサポーターが駅からスタジアムへ向かっているのでその人たちについていけば基本的に大丈夫でしょう。
地下鉄の中でも多くのサポーターがユニフォームを着て乗っている姿を見ることができ、サッカーが生活に根ざしているのがよくわかります 。
オリンピアシュタディオンの特徴
①ドイツ、ブンデスリーガの雰囲気のあるスタジアム
ヨーロッパではサッカーが日常に根付いているということもあり、観戦客数が非常に多くなっています。74,000人収容のオリンピアシュタディオンに多くの観客が入る様はまさに壮観。下記の画像のように、非常に熱狂的なサポーターで埋まっている様子を楽しむことができます 。
②歴史を感じさせるスタジアム
ベルリンオリンピックの雰囲気を残すこのスタジアムは、外観、内観とも新旧の雰囲気が入り混じっています。日本にはなかなかない、80年以上の歴史を持つ雰囲気をぜひ味わってみてください 。
チケットの取り方
海外サッカーを観戦する上で非常に悩みどころになるのがチケットの取り方。
例えば「ヘルタ・ベルリン チケット」などで検索してみると。大量の日本語のサイトが現れます。
購入も可能ですが、
・公式でないサイトでクレジットカードなどの情報を入れるのは危険
・手数料が上乗せされており、公式で買うよりも高価になってしまう
という課題があります。
ヘルタ・ベルリンの試合の場合、下記の公式サイトから購入するのが安心です。上記のようなセキュリティや金額の問題は不安なく購入できます。
サイトはドイツ語ですが、設定で英語に変更することもできます。英語ならある程度いけるという方は英語で手続きを進めるか、あるいは翻訳機能を使って日本語にして進行しましょう。
席の選び方やクレジットカードの入れ方などはそこまで分かりづらくはないので、一度試してみると良いでしょう。
観戦のポイント
・ヨーロッパサッカーの雰囲気を味わおう
・80年以上の歴史と新しさが入り混じるスタジアムを楽しもう
・チケットの購入は公式サイトから