よりJリーグ観戦を多くの人が楽しめるように、Jリーグ全スタジアムの紹介を目指していくこのシリーズ。
今回は徳島ヴォルティスのホームスタジアム、鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスウェットスタジアムについてです。
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスウェットスタジアム(鳴門大塚、ポカスタ)とは
鳴門大塚スポーツパーク ポカリスウェットスタジアムは、徳島県鳴門市にある徳島ヴォルティスのホームスタジアム。17,924人収容の、陸上トラックのついた総合運動公園です。
徳島ヴォルティスは大塚製薬のサッカー部を前進とするクラブ。長い間J2在籍が続いていましたが、2013年にJ1昇格プレーオフを勝ち上がり初のJ1昇格を決めました。
2014年の1年のみですぐJ2降格してしまいましたが、その後も徐々にチーム力の強化を続けています。
鳴門大塚の「大塚」は、文字通り鳴門市を発祥の地とする大塚製薬のこと。スタジアムも大塚製薬の工場と隣接していたり、スタジアムの愛称にも大塚製薬の主力製品である「ポカリスウェット」の名が冠せられているなど、地元と密着していることが窺えます。
アクセス
電車ならJR鳴門駅から徒歩25分、タクシーで5分ほど。
鳴門駅までの電車も1時間に1本もないので注意が必要。
また、徒歩で行く場合住宅街の中を通っていくため、道があっているか不安になるかもしれません。突然大塚製薬の施設と一緒にスタジアムが見えるのは驚きでもあります。
地方かつ駅から離れているスタジアムということもあり、ホームサポーターを中心に自家用車での来場が多くなっています。
駐車場数は2000台ほど。車での来場を想定しているスタジアムということもあり満車にはなりにくいですが、必ず時間に余裕を持っていきましょう。試合によっては臨時駐車場も開設されています。詳細はクラブ公式サイトを確認しましょう。
飛行機の場合、徳島阿波おどり空港からバスで13分、タクシーでは20分ほど
電車で行く場合、鳴門駅までは徳島駅から33分、岡山からは2時間以上かかります。また、終電も19時開始のゲームだと遠方に戻るには間に合わないことも
いずれにしても、アクセスはかなり悪めな部類…車でいくか、飛行機で行って1泊するのが比較的無難と言えそうです。
観戦のポイント
①快適な観戦が楽しめる綺麗なスタジアム
2011~2012年にかけて改築が行われたばかりということもあり、スタジアム内外ともきれいで快適なのが特徴。
屋根もバックスタンド側には全面ついており、雨の日でも観戦できます。またオーロラビジョンも驚くほど高画質で大型。快適な観戦を楽しむことができます。
②豊富なスタグル
スタジアム外の広場も広く、スタグルが豊富にあるのが特徴。多くの屋台が出店しており、徳島名物のすだちや徳島ラーメンなど、地元の料理も多々。
早めに行った上で、スタグルを楽しむと良いでしょう。
おすすめの座席
おすすめの座席はこちら。
A自由席
おすすめはA自由席。メインとバック双方にありますが、バックスタンド側が良いでしょう。
鳴門大塚は陸上競技場併設のため、ゴール裏からですとピッチまでの距離がやや遠くなってしまいます。そのため、初めて行くなら比較的近いバックスタンド側が良いでしょう
また屋根もついている席のため、雨や日差しを遮ることができ快適です。
ビジター自由席
アウェイ観戦として鳴門大塚に行く人も多いでしょう。見え方は以下のようになっています。あまり傾斜がないので、少し遠く感じる印象がありました。
観戦の上の注意点
ポイントはなんといってもアクセスの悪さ。車で行くならいいですが、それ以外の公共交通機関ですとどれを選んでも不便です。
特に関東からアウェイで行く方は、東京の感覚で動くと大変なことになります。必ず交通機関を詳細に調べてから行きましょう
観戦のポイント
・アクセスには気をつけて
・スタジアムの快適な雰囲気を楽しもう
・徳島名物のスタグルも忘れずに